衆議院の解散・総選挙により、しばらくブログの更新が滞ってしまいました。前回に引き続き、「この国のかたちについて③」を公開することも考えたのですが、複数の方から「国会議員って普段何をやってるの?」というお声を頂いたことから、今回は、国会議員の日常の仕事について総論的に述べてみたいと思います。あくまで新人議員の所感ということで、もし誤り等がありました場合にも、何卒ご容赦頂けますと幸いです。
与党である自民党の議員は、日々多くのことを行っています。ここでは、①衆議院における仕事、②党における仕事、③議員個人としての活動、の3つに分けて、概要をご説明させて頂きたいと思います。
①衆議院における仕事
まず、全ての衆議院議員は、必ずどこかの「委員会」に所属しています。すなわち、一つの案件について、衆議院議員465名全員で議論を行うことは現実的ではないため、20-50名くらいの少人数のグループ(=委員会)において、まずは議案の予備的な審議を行い、その後に議員全員で「本会議」において討論の上、議決を行うこととされています。
この委員会には、常に設置されている「常任委員会」と、必要がある場合にその都度設置される「特別委員会」とに分かれています。テレビ中継などでよく見る予算委員会は、この常任委員会の一つです。松本いずみは、財務省と金融庁の所管事項のうちで、予算委員会と決算行政監視委員会が扱う事項を除いたもの(例えば、税制や金融・証券取引など)を扱う「財務・金融委員会」と、衆議院の定数削減を含む政治改革について扱う「政治改革に関する特別委員会」の二つに所属しています。
財務・金融委員会の定例日(=通常、委員会が開かれる予定の日)は火・水・金の週3日で、具体的に何時から何時まで開催するかは2-3日前くらいに決まります。長い日は、朝9時から夜17時くらいまで審議を行っています(12-13時はお昼休憩です)。片山財務大臣などの政府高官と各議員との真剣勝負の舞台ですので、私は大事な論点を聞き漏らさないようにメモを取りながら、やり取りを聞いています。
上述の通り、法案や予算案を衆議院として議決する場合には、必ず委員会における審議の後で、本会議において衆議院議員全員で審議を行います。特に、与野党で揉めている事項を扱う場合で、かつ、期限が迫っている場合には、たとえ夜中であっても本会議が開かれる可能性があるため、議員会館など、いつ本会議を開くことになっても、すぐに駆け付けられる場所にいなければならないとされることがあります。これを「禁足」(「出歩いてはいけない」という意味)と呼んでいます。
例えば、今国会では、令和8年度の予算案を3月末までに衆参両院で議決することを目指して、3月13日(金)は22:30頃まで衆議院本会議を開き、同日中に採決を行いました。それでも電車で帰ることが出来ましたので、「早く終わった」と感じていらっしゃった方もいたようです。
「財務・金融委員会」は、経済政策の最も重要な手段の一つである税制を扱う、大変重要な委員会です。また、「政治改革に関する特別委員会」は、まさに私が特にやりたいことの一つである「政治改革」を扱う委員会です。松本いずみは、今国会で所属するこの二つの委員会における活動を軸に、経済再生と政治の刷新に向けて、全力で取り組んでいきたいと考えています。(次号に続く)